NO.205 奥歯がなくなると認知症になりやすい
「奥歯のかみ合わせが無くなると認知症になりやすい」と最近よく言われます。もちろん多くの論文やエビデンスもあり明らかです。理由は噛むことで刺激が脳に伝わるからと言われています。
歯のないところにインプラントを入れることでご自身の歯とほぼ同様にかみ合わせの刺激で認知症の予防になることも研究で明らかになっています。認知症予防の観点からみますと、ご自身の歯を100%とするとインプラントで回復は90から95%程度、入れ歯(義歯)では80から90%と言われています。
ちなみに咀嚼(食べ物を噛む咬合力)についてはご自身の歯を100%とするとインプラントで90から95%程度、入れ歯(義歯)では30から50%と言われています。咀嚼という複雑な作業ではこのような差が出てしまいます。免疫力を維持し質の高い健康な生活を送るためにはご自身の歯を守ることが不可欠です、