NO.123 「食べ物を良く噛んで食べる」

2002年ごろ「食べ物をきちっと咬む効用」と題して投稿しましたが、今回は13年経過し医学的に解釈が変ってきているので再度変更点を示しながら考察したいと思います。
当時『人の身体の成長はおおよそ18歳で止まります、当然上下の顎骨や唾液線の成長も同様です、離乳食から一般食になったら「きちっと咬ませる」という事を意識してください。
まず
「きちっと咬む」事により顎骨を適正な大きさに成長させます、きちっと咬まない人は顎骨が小さく不正歯列等の原因となります、また「きちっと咬む」事により唾液が多く出て、それに対応するために唾液線はどんどん成長して行きます、大人になってからでは成長は多くを望めません、小さな時からご家庭で食事の時に優しく指導して下さい』とお話しました。現在もそれぞれ大切なことは変りませんが最近の学説ではもっと早く、「授乳中におおよそ決まる」と言われています、特に顎骨の成長においては顕著です。出来るだけお母さんの母乳を与え一生懸命吸わすことが成長の基本です。 免疫の問題もあり、母乳重視が自然でしょうか。