NO.34 「歯周病について」 (2)

 歯周病はP1、P2、P3、などと程度により表します。
P1は比較的軽度で、十代後半ですでに多く見られます。この段階で歯周病の基本的な認識と対応が大切です。
P2は中程度の症状を表します。本格的な治療が必要です。
P3は末期の症状を表しています。治療をしても治ることは少なく歯を抜くことになります。
  まず、P1で比較的軽度なかたの治療についてお話したいと思います。
 まずは担当の衛生士さんを決め、歯の周りの歯石や歯垢などの汚れを落とし、同時に歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロス(糸)等の使い方の説明を受けます。歯ブラシ指導においては希望で汚れのスコアーを記録するTBIを実施しています。
 自宅では説明を受けた清掃道具を使い歯の周りを清潔にします。ここで重要なポイントは「歯の周りの環境を清潔に長期にわたり維持することが治療である」という認識です。
  ご希望により清掃のお手伝いとして定期的にP.M.T.C.(プロフェッショナル メカニカル トゥース クリーニング)を行っております。