NO.37「歯周病について」 (5)

 さて、P2で歯周ポケットの深さが5ミリ以上の治療について前回お話しましたが、予後観察後、状態が改善されない場合について今回話をいたします。
 検査の結果、症状の改善見られない部位(歯ごとに状態は異なります)では担当医の診断により、もう少し踏み込んだ外科的な処置をお薦めする事が有ります。勿論、十分な説明をし、患者さんの同意を得てから行います。外科的な処置を好まない方には無理にお進めしません。
 症状に応じていくつかの手術方法あります。基本的には歯肉を少し剥がして歯の根を目で見える状態にし清掃をするといった内容です。施術は麻酔下で行い、だいたい30分~1時間程で、翌日消毒にいらして頂きます。又、数針縫うこともあります。
 この場合も、術後の経過観察とお口の中の環境管理が大切となります。
 詳細はこちらを参照してください。