NO.155 安全、安心なインプラント手術(3)

 今回は安確保の基本である立体X線であるCT(コンピュータ断層撮影 Computed Tomography)についてお話させていただきます。30年ほど前われわれはCTの無い中で既存のX線のみで長さを図りインプラントを埋入しておりました。深さや前後の位置はわかるのですが骨の厚さや形状が全く分かりませんでしたので大変困難で、不安がありました。その後、CTを導入してからはその時の不安がすべて解消されました。
現在でもマーカー等をおき既存のX線のみでインプラントを埋入している歯科医院があるようです。
インプラント埋入に伴いCT撮影をしている歯科医院は 628でした。
(独立行政法人、国民生活センター調べ、平成313月資料) 
現状ではCTが安全への大きな「道しるべ」になっている事は間違いありません。
安全性確保は精神論だけでは不可能です。すべての症例で事故を防ぐ知恵とシステムが必要です。詳細は当院のホームページwww.o-dental.jp を参考にして下さい。