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「国民皆歯科健診」推進の意味は

 先日からテレビや新聞で話題になっている「国民皆歯科健診」は人生100年時代を迎え、健康寿命の延伸が重要であることが課題となり、口腔の健康が全身の健康につながると政府の「骨太の方針」に記載されているところから始まっています。
健診の内容やシステムはこれから検討とのことで日本歯科医師会では45年後をめどに実施したいと述べています。
 ただ、健診はただのきっかけで、健診だけでは口腔の健康は得られません。実際には歯科医院での定期健診、歯周病、虫歯検査、プロによる歯の清掃、歯石除去、そして、歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスなどの使い方の指導とご自身による清掃が基本です。現状でも健康保険でP.M.T.C.(上記のプロによる検査、指導、清掃等)を実施しています。一度、相談においでください。
次回は口腔ケアでどのような全身の健康を得れるか順次紹介したいと思います。
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