歯科診療ヒント (126)〜(130)

おおだち歯科通信NO.126
歯科医の薦める「生活改善プログラム」VOL.2
前回は以下のような概要に触れました。今回からその詳細を順番に説明させていただきます。 

「生活改善プログラム」概要
口腔ケア
・ブラッシングの徹底
・虫歯、歯周病等の口腔検診、治療
生活改善
・食生活改善
・生活習慣の改善
 良質な睡眠
 運動の奨励
ブラッシングの徹底(虫歯予防、歯周病予防)

・歯ブラシの見直し
 間違えたブラッシングの改善
 歯垢(プラーク)は専門的にはバイオフィルムという細菌が作った科学物質です、粘着性があり簡単には取れません。徹底した除去方法
・歯間ブラシ、デンタルフロスの併用
 歯ブラシだけでなく、歯間ブラシ、フロスのセットで100点満点のブラッシングになる
・リンス療法
歯の周りはもちろん、ポケットの中の歯垢分解、細菌の殺菌を進める唯一の方法
・歯に悪い食べ物、食事習慣などの検証
バックナンバーは当院のこちらの診療ヒントをご覧ください。
おおだち歯科通信NO.127
歯科医の薦める「生活改善プログラム」VOL.3
 今回は「虫歯、歯周病の口腔検診、治療について触れて行きたいと思います。 

「生活改善プログラム」概要
口腔ケア
  ・ブラッシングの徹底
  ・虫歯、歯周病等の口腔検診、治療
生活改善
・食生活改善
・生活習慣の改善
 良質な睡眠
 運動の奨励
虫歯、歯周病等の口腔検診、治療
・虫歯検査と罹患歯の治療

歯周病同様、虫歯も健康的な食生活維持のために確実に直します。そして口腔ケア、特にブラッシングの習慣づけで虫歯の再発を防止する
・歯周病検査と治療
歯周病検査
軽度な方はシンプルな基本検査、中度、重度な方は精密検査を行います。
歯周病治療 症状により
(1)軽度な方 定期健診とともに、紙面清掃P.M.T.C. .(プロフェッショナル メカニカル トゥース クリーニング)を行います
(2)中度の方 (1)に加え歯の根元付近を取り巻く歯肉のポケットの機械的清掃
(3)重度の方 (1)(2)に加えFMD(フルマウスディスインフェクション)、あるいは最新の治療法である3Dsを提案します
バックナンバーは、こちらの診療ヒントをご覧ください。
おおだち歯科通信NO.128
歯科医の薦める「生活改善プログラム」VOL.4
今回は生活改善の「食生活改善」について触れて行きたいと思います。 

「生活改善プログラム」概要
口腔ケア
・ブラッシングの徹底
・虫歯、歯周病等の口腔検診、治療
生活改善
・食生活改善
・生活習慣の改善
 良質な睡眠
 運動の奨励

食生活改善
当院でお薦めする生活改善は、身体の細胞一つ一つを健全に維持する事により、全身を健康にし、免疫力を向上させようという考え方です。
そのためには
(1)身体の中で毎日行われている細胞分裂を間違いなく適切に行わせる
(2)細胞を傷つけたり、壊死させるような事象や行為を避ける
細胞分裂を適切に行わせるには材料をそろえる必要があります。材料とは毎日食べる食事です。具体的には必須アミノ酸、有効なカルシウム、壊れてないビタミンCです。他にも多くの物質が必要ですがこれらが柱となります。実際の食生活ではどのような注意が必要でしょうか。次号で詳しお話いたします。
バックナンバーは、こちらの診療ヒントをご覧ください。
おおだち歯科通信NO.129
歯科医の薦める「生活改善プログラム」VOL.5
今回は生活改善の「食生活改善」の実際について触れて行きたいと思います。

「生活改善プログラム」概要
口腔ケア
・ブラッシングの徹底
・虫歯、歯周病等の口腔検診、治療
生活改善
・食生活改善
・生活習慣の改善
 良質な睡眠
 運動の奨励

食生活改善2
前回は、必須アミノ酸有効なカルシウム壊れてないビタミンCを摂取しましょうとお話しました。実際にどのような食材を食べたらいいのでしょうか。カルシウムビタミンCのためには生野菜が最適だと考えています、意外と大量に含んでいるのです。熱するとビタミンCは壊れ、カルシウムも一部変性して吸収されにくくなります。一日に300から500gぐらいは必要です。
次に必須アミノ酸は肉、さかな、大豆でバランス良く一日130から150gぐらいが目安です。普段、和食を食べている方には抵抗なく受け入れられると思います。特別な食べ物ではないのです。ただ、あまり食べてほしくないものが沢山あります、上記のような健康的な食生活をしていても悪い物を食べると努力も消えてしまします。次号で詳しくお話いたします。
バックナンバーは、こちらの診療ヒントをご覧ください。
おおだち歯科通信NO.130
歯科医の薦める「生活改善プログラム」VOL.6
今回は生活改善の「食生活改善」の実際について触れて行きたいと思います。

「生活改善プログラム」概要
口腔ケア
・ブラッシングの徹底
・虫歯、歯周病等の口腔検診、治療
生活改善
・食生活改善
・生活習慣の改善
 良質な睡眠
 運動の奨励

食生活改善3
前回、10月には実際にどのような食材を食べたらいいのかをお話いたしました。今回は食べると免疫力の下がる食物を紹介したいと思います。
・合成甘味料、食品添加物の入った食材
・成長ホルモンを使用した肉(一部の輸入牛、豚、鶏肉)、粉ミルク、養殖された魚介類。(EUではEU内での成長ホルモン使用禁止に加え使用した食物の輸入禁止、乳がん発症の一因)
・お砂糖(ショ糖) ケーキ等のお菓子。理由は、当院HPの診療ヒントNO.6「カルシウム(Ca)の効用」(2)参照
・ファストフード、インスタント食品 塩分の多いバランスの悪い食事
・揚げ物 てんぷら、フライ等、植物性油脂を控える
など多くの食材がありますのでご注意ください。
バックナンバーは当院のHP内、こちらにて診療ヒントをご覧ください。


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