NO.190  インプラントQ&A
Q . 埋入したインプラントを長期に安全に使って行くにはどのような注意が必要ですか?vol,3

A . 前回はインプラントのかみ合わせの重要性についてお話ししました。
今回はインプラントに隣接するご自身の歯に歯周病が原因で動揺や炎症がある場合についてお話ししたいと思います。
ご自身の歯が少しでも動揺があると、かみ合わせのたびに動いたり沈んだりします。結局、隣のインプラントが多くの重量を支えることになり時間の経過とともに負担過重でインプラントも抜け落ちることがあります。
また、歯周病の炎症があると時間の経過とともに隣のインプラント周囲に炎症が移動しインプラントを支える骨が融けることがあります。隣接歯の症状を早めに確認し、対応することが重要です。
 インプラントの保護のために歯ブラシ等の口腔ケアが大切であることはvol,1でお話ししましたが近隣の歯の異常を早めに知るために定期健診を必ず受けてください。