歯科診療ヒント インプラント Q&A 26

Q . 新しインプラントがあると聞いたのですがどのような違いがあるのですか? Vol.1

A .新しいと言っても20数年の歴史があり、長期間の観察の結果、残存率も既存のインプラント以上に高率を維持しています。既存のインプラントは1965年から臨床応用が始まり長い歴史があり、安心ですが高額でいくつかの問題も抱えています。具体的に違いを比較してみます
・インプラントの埋入手術をして、その上にかぶせものをするまでの期間
既存のインプラントで4ヶ月、新しいタイプでは2ヵ月となっています。
既存のインプラントはほぼチタンという金属のみを使用しています。新しいタイプのものでは表面に人の骨と同じ組成の物質をコーティングし骨との親和性を上げています。その結果、半分の期間で骨についてしまします。また、次回に譲りますが骨の無いところに骨を作ってしまう特性もあります。
 ・上の奥歯で骨の薄い人(上顎洞底の骨)
については紙面の関係で次回にお話します
当院では年末年始はインプラント手術が少なくなりますので、この時期だけ、簡単で痛みのすくない「新しいインプラントの「体験企画」を(平成29年12月27日をもちまして終了しました。)用意しています。