歯科診療ヒント インプラント Q&A 25

Q . 埋入したインプラントを長期に安全に使って行くにはどのような注意が必要ですか? Vol,2

A .前回は左右安定したかみ合わせと、残っている歯の歯周病には注意が必要とお話しました。
今回は、「使用中のインプラントに異常がでたら問題が小さいうちにすぐ対応する」につてお話します。
一度、骨が溶けてしますとなかなかもとには戻りませんので、定期検診等でかみ合わせの異常やインプラント周りの炎症などを確認します。また、同時に骨の異常なども見ていきます。異常が発見されたら即座に対応する事が基本です。そのため定期検診はあまり期間を開けず、6カ月ごとが望ましいのです。また、歯肉の炎症や骨が溶けるなどの異常では歯周病の治療に準じた対応が必要です。
かみ合わせはご自身の歯の変化とともにインプラント部分も変化してきます。適正なかみ合わせになるように調整したり、かぶせものの変更をして対応します。