歯科診療ヒント インプラント Q&A 6

Q .インプラント治療を受けたいのですが糖尿病があり、また喫煙もしています。
  インプラント治療は可能でしょうか?

A:喫煙される方、糖尿病にり患されている方ともにトラブルが多いと言われています。
一般的なインプラントでは答えは簡単です。「喫煙者は禁煙し、糖尿病患者は病気の治療十分行い、治してください。その後の治療となります。」
 しかし、これでは前向きに治療はできません。新しいインプラントでは骨との親和性が高いので喫煙に関しては骨とインプラントが付く初期2週間程度の禁煙は必ず必要です、以前お話した上顎洞等で骨が出来るのを待つ場合は3カ月程度は必要です。
糖尿病に関して基準はHba1c(ヘモグロビン・エイワンシー)値が5.8%以下にコントロールされていることが条件ですが、やはり新しインプラントの強い親和性を利用し条件付きですが6.8%以下にコントロールされている場合に実施する事があります。当然リスクが高くなることをご本人にご理解いただきます。