歯周病と免疫との関係 1


細菌感染等で炎症を起こし異物(細菌など)が体内に入った時の反応を考察したいと
思います。
細菌感染して異物の存在を知ると免疫細胞の司令塔であるT細胞は全身の免疫細胞
(白血球、好中球など)に対し、信号を出し感染している場所に集合をかけます。その
時の信号はある科学物質を使用します。この科学物質はたとえば血糖値をコントロー
ルするインシュリンの作用に対し阻害する方向に働き糖尿病を引き起こす事が知られ
ています。これに類する成人病をはじめ多くの事象は現在、研究です。風邪の菌やイ
ンフルエンザ等は一時的ですが歯周病は慢性的で一年中炎症を起こしています。この
ことはT細胞等の免疫細胞にとっては「体内が常に戦争状態」にあるとの認識です。免
疫細胞を集めるための科学物質も常に出されていることを意味します。
この状態が続くと結果として身体は糖尿病をはじめ多くの成人病に侵されていくので
す。慢性炎症である歯周病、歯肉炎を制御し、成人病の恐怖から逃れてください。



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