NO.115 万病退治の奇跡、歯ブラシの効用 vol.3

前回Vol.2 では
免疫細胞についてお話させていただきました。結論としては「慢性の感染症(歯周病での炎症)をなくすことで免疫反応を減らし、結果的に自己免疫疾患をも減らしましょう」との趣旨でしたが、難しい表現になったようです。
ただ、歯周病からの歯肉の炎症で成人病にかかったり、成人病が悪化したりすることはご理解いただけたと思います。
Vol.1では歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロス(糸)を用いた100点満点の歯ブラシについて触れました。ただ、歯周病が進んだ方は歯の根元付近を取り巻く歯肉のポケットが深く、きちっと歯ブラシをしても改善されないことが多くあります。そこで今回はポケットに薬液を入れて歯周病の炎症を限りなく小さくする方法を提案したいと思います。方法は簡単で歯肉と歯との間を専門に清掃する歯ブラシと殺菌性のあるリンスの使用です。ご興味のある方はいつでもご指導いたしております。