NO.114 万病退治の奇跡、歯ブラシの効用 vol.2

前回は、歯ブラシの基本をお話させていただきました。
 偶然ですが2014年4月初旬にNHKで免疫細胞について番組が放送されました。
今回はその番組の中で、細菌感染で炎症を起こし異物(細菌)が体内に入った時の反応を考察したいと思います。
細菌感染して異物の存在を知ると免疫細胞の司令塔であるT細胞は全身の免疫細胞に対し、信号としてある科学物質を出し感染している場所に集合をかけます。その時の科学物質がた
とえば血糖値をコントロールするインシュリンに対し阻害する方向に働き糖尿病を引き起こす事が知られています。そのほか多くの事象が現在、研究されています。風邪の菌やインフルエンザ等は一時的ですが歯周病は慢性的で一年中炎症を起こしています。体内は常に戦争状態にあり、免疫細胞を集めるための科学物質も常に出されています。
この状態が続くと結果として身体は糖尿病をはじめ多くの成人病に侵されていくのです。是非、歯ブラシで成人病の恐怖から逃れてください。