NO.102 虫歯菌で大腸炎リスク4倍

 先日、医療関係の報道で「虫歯菌で大腸炎リスク4倍」との記事が目に留まりました。
『虫歯の原因となる「ミュータンス菌」の一種に感染すると、腹痛や腸内出血などを繰り返す難病の潰瘍性大腸炎となるリスクが4倍以上になることを、大阪大や横浜市立大、浜松医科大などのチームが突き止め、26日付の英科学誌サイエンティフィック・リポーツ電子版に発表した。」
潰瘍性大腸炎の原因は、体内の免疫異常などとされるが、はっきりしていない。
チームは「コラーゲン結合タンパク質」を持つなどする特定のタイプのミュータンス菌を、注射したマウスを調べると、肝臓に菌が取り込まれ炎症に関連する物質が作られていた。免疫異常の引き金とみられる。
潰瘍性大腸炎患者98人の調査では56人がミュータンス菌に感染。うち約14%が特定タイプで、発症リスクは健康な人の4・55倍になった。』 (一部抜粋)
最近、歯周病をはじめ、お口の中の細菌によるリスクが次々に報告されています。まだまだ、不明な点もありますがブラッシングによる口腔清掃が重要です。オーラルケアーにご協力できますのでご相談ください。
記事の詳細は当院のこちらを参考にして下さい。