NO.101 歯周病予防で歯ブラシ

 前回は「免疫力低下、突然死を招く感染症」と題して歯周病の怖さのお話をいたしました。しかし、怖がってばかりいないで、毎日の基本である歯ブラシがきちっとできれば問題ないのです。
「一生懸命歯を磨いているのに出血が止まらない」、「磨いているのに歯周病が進行する」というお話をよく聞きます、自分では完璧に歯磨きができていると思っていても磨けていない場合が多いのです。
 
(1)歯ブラシで「ごしごし」こすっているだけで磨けていない
このような方は磨き方を基本から変えていきましょう、小さな円を描くようにするか歯ブラシを微振動させて歯垢を落とします。
(2)歯ブラシは良くできているのに改善しない
お口のなかには歯ブラシがうまく入らない場所があります。歯と歯の間はなかなかブラシが入りません。いつも清掃出来ていなっかったのです。これが歯周病の原因となっています。歯間ブラシやデンタルフロス(糸)を歯ブラシと併用してこの欠点を補いましょう。
 
 歯周病の進行を防ぐために100点満点の歯ブラシをお勧めします。乱暴な清掃はかえってマイナスです。自信のない方はご指導しております。
その他、当院では歯周病に関して、多くのことでご協力できますのでご相談ください。