NO.69 
メタボ(メタボリックシンドローム)と食育と歯科の関係 1

最近よく聞く「メタボと食育」さて、歯科との関係はいかがなものでしょうか。
 食べることはお口に食べ物を入れて歯でかむことから始まります。食育の一部ではありますが、ことわざに「はじめよければ終わり良し」と有るように大変重要な仕事をしております。
今までこのコーナーで何度かお話してきたことではございますが少しまとめて見たいと思います。
・よく咬むことでメタボを防ごう
よく咬むことで食事に時間をかけることが第一の効用です。理由は食事を始めて食べ物が胃にはいり十分な量になり拡張すると脳に指令が伝わり、同時に食べ物から吸収された糖分が
血液の中に入り血糖値を上げます。これらの作用で脳の満腹中枢が刺激され食欲が抑制されます。この反応が起こるまでに30分ほどかかります。ゆっくり食べることで結果的に食事量が少なくなります。
ただ、ゆっくり食べ、よく咬む事の効用はもっとたくさんあります、続きは次回に。