NO.67 「義歯何でも相談」 (15)

 義歯のケアー
義歯の床は歯肉の上に乗っているので新しく作っても骨の変化とともに3ヶ月も経過するとだんだん合わなくなってきます。個人差は多いですが6ヶ月から1年ほどで定期検診をお勧めします。
内容は
・歯肉と義歯の床の当たりを確認
・かみ合わせの位置と高さの確認
・残っている歯の状態の確認
・破損や磨耗、汚れ、使用方法の誤り等確認
その他必要な事項をチェックします。
「痛みが無いから」と長年放置しますと、残っている歯に悪影響を与えたり、咬み合わせの高さや位置、そして顔の形が変わったりします。
さて、今まで新しく義歯を作る話を中心に今まで話ましたが、現在使っている義歯の補修や再生を考えて行くことも大切です。
よく咬めない義歯も歯肉との当たりと咬み合わせ理論に則り調整することで驚くほど不快感が消えよく咬めることが多いです。(個人差あり)
次回は古い義歯の補修についてお話します。