NO.4「食物をきちっと咬む事の効用」

 今回は食事の時に「きちっと咬む」と言う事を考えてみたいと思います。
特に16歳以下のお子さんをお持ちの方はご注意ください。
 人の身体の成長はおおよそ18歳で止まります、当然上下の顎骨や唾液線の成長も同様です、離乳食から一般食になったら「きちっと咬ませる」という事を意識してください。 まず「きちっと咬む」事により顎骨を適正な大きさに成長させます、きちっと咬まない人は顎骨が小さく不正歯列等の原因となります、また「きちっと咬む」事により唾液が多く出て、それに対応するために唾液線はどんどん成長して行きます、大人になってからでは成長はあまり望めません、小さな時からご家庭で食事の時に優しく指導して下さい。    
唾液の効用については、前回触れましたが多くの病気の予防効果がありますのでお子様の現在、未来の健康のために食事の時「食物をにきちっと咬む」という事を思い出してください。ただしある程度体質的に個人差のある事をご承知ください。