NO.159 
注射麻酔(局所麻酔)の痛み軽減への取り組み

一般的に「歯科医院での治療は痛い」とのイメージが強いですね。実際には麻酔が効いている間は痛みがないので麻酔時の痛みのイメージが強烈に残っているようです。そこで麻酔時の痛みを少なくする当院での取り組みを紹介させていただきます。
1. 注射針をさすところに必ず表面麻酔を塗る
2. 注射針は33Gという極細を使用する
3. 麻酔は時間を置いて2回に分けて行い、麻酔液はゆっくり入れる
4. 希望者には針のない麻酔注射器を使用
圧力をかけて麻酔液を体内に入れるため痛みが少ないです。しかし、この注射器だけでは効き目が十分ではないので再度、針のある注射器で追加の麻酔液を入れる必要があります。その時の痛みはほとんどありません。
 1から3項目はすべての患者さんに、4項は希望される方に実施しています。 
些細なことですが結構好評です。
バックナンバーは当院の診療ヒントを参考にして下さい。