サイナスリフト

上顎臼歯部の上部には上顎洞と呼ばれる空洞があるが人により洞底線が下方まで伸びているため、インプラント体埋入に必要な量の骨が確保出来ない事があります。サイナスリフトは上顎洞粘膜(シュナイダー膜)を上顎洞から剥離して挙上、その挙上によって出来たスペースに人工骨や他部位から採取した自家骨を移植する事により上顎洞底線の位置をあげ、インプラント埋入手術に必要な骨の厚みを獲得する方法です。当院使用のインプラントでは挙上後自家骨や人工骨を入れる必要はありません。

STEP.1 CTを撮影し骨の厚さを確認します。
STEP.2  上顎洞までの骨が不足していますのでこのままインプラントは埋入できません。サイナスリフトの選択となります。
STEP.3 サイナスリフトでは、上アゴの歯肉の側面に切開を入れ、骨面を露出しさらに 1030mm程ある歯槽骨に窓をつくります。窓を開けると上顎洞粘膜が露出しますので、注意深く歯槽骨と上顎洞粘膜をはがしていきます。その後一般的には骨添加、骨移植等を行いますが当院のインプラントでは必要ありませんのでそのままステップ 4へ移行します。
STEP.4 上顎洞粘膜(シュナイダー膜)を挙上してインプラントを埋入して行きます。骨と上顎洞粘膜(シュナイダー膜)との間は血液で満たされます。
STEP.5  4ヶ月後、骨と上顎洞粘膜(シュナイダー膜)との間の血液は骨に変わり十分に咬合できる厚さの骨が得られます。確認後かぶせものをして終了です。